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自分の趣味を発信してマネタイズできる副業について。
第5回の今回は、ジャバ・ザ・ハットリさんへのインタビューを行いました。
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海辺
2025/02/11

このニュースレターでは作業労働という地獄を脱して、仕事における主導権を奪うヒントをお届けしております。


今回は、まさに僕が使わせていただいているニュースレターを開発したジャバ・ザ・ハットリさんにインタビューをしました。


ヨーロッパと日本の働き方の違いや、ニュースレターという副業の魅力について、聞いています。

  • ドイツのフリーランスはアーティストばかり!?
  • 海外から仕事を取るってどういうこと?
  • ニュースレターは変な趣味が語れる場所
  • ブログやnoteとニュースレターの違いは?

などなど、自分としては既視感のない話がたくさん聞けて満足でした!


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僕が現在行っている、

・ニュースレターにスポンサーをつけたマネタイズ方法
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ほんまかいなっ。ドイツのフリーランスはアーティストばかりらしい?

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海辺)
本日は、よろしくお願いします。
さっそくなんですけど、ドイツってフリーランスの方とかいらっしゃるんでしょうか?

ジャバ)

ベルリンはアーティストを支援している街なので、フリーランス的な働き方をしているアーティストが多いです。

街で見かけた人に「仕事は何してるんですか?」って聞いたら、だいたいアーティストって言います。

アーティストって言っとけばモテるってのもあるんでしょうけど。

海辺)

まじですか。アーティストはどうやって稼いでるんですか?


ジャバ)

ギャラリーに出展したり、作品を買ってもらったりですね。
ヨーロッパには最低保障の制度があるんで、ある程度は食いっぱぐれることなく好きなことをやっていけるんですよ。


海辺)
面白いですね。もしかして、ニュースレター用に面白い感じに話してくれてますか?


ジャバ)
いやいや、普通の話ですよ。

ベルリンに来た人に話を聞いたら、絶対アートの話が出てきます。
現地の人はそんなに面白いと思ってないでしょうけどね。



ドイツ人の外貨稼ぎについて。


海辺)
ドイツにはライターや動画編集者はいないんですか?


ジャバ)
私自身がそういうコミュニティに入ってないんで、あんまり聞かないですね。
けど僕はエンジニアなので、周りにエンジニアはたくさんいます。

彼らはベルリンに住みながら世界中から仕事を取ってきてますね。


海辺)
へえー。英語できそうですもんね、ドイツの方は。


ジャバ)

そうですね。
フリーランスでやるってなると、ネテロさんみたいに「稼いだるぞ」って顔で一直線に突き進む人が多いです。

そしたら少なくとも英語でも仕事取るし、もちろんドイツ国内からも取るし、って感じになります。


海辺)
日本との大きな違いかもしんないですね。


ジャバ)

そうですか。日本でも海外から仕事をとる人はいるんじゃないすか? 


海辺)
少ないんじゃないですか。
日本人で海外から仕事をとっている人を知ってますか?

ジャバ)

いや、知らない。わからん。
けど日本円の価値が下がってるんだから「それならユーロで稼いだろう」って思うんじゃないですか。普通。

海辺)

やりたいと思いつつ、なんだかんだ日本市場だけでも稼げちゃう感じなんすよ。
だから、逆に行かないのかもしんないですね。



日本で働くことに関して、良いとか悪いとか何とも思わない。ただ思うのが...


海辺)
ニュースレターのテーマが「日本のフリーランスはどうしたらいい?」って話なんですけど、どう思います?


ジャバ)

まず思ったのが、質問する相手を間違ってますよ。笑
僕、フリーランスじゃないですし。


海辺)
いやいや、外から見てこう思うってのがあるじゃないすか。


ジャバ)

日本で働くことを良いとか悪いとかは全然思わないですよ。それはそれで一つの働き方なので。

ただ、日本の外の働き方は知っておいたほうがいいかなとは思ってますね。
だいぶ違うので。

僕は月1回旅行をするので、海外を見る機会が多いです。

ノルウェーやシンガポールみたいな1人あたりGDPがめちゃ高い国に行くと、空港で降りた瞬間に「ほ~。金あるな〜」って感じがするんですよ。


そういう国の人の働き方を見てると「こいつらこんなことしてんだ」って衝撃があります。

金持ってる人たちとか、いろんな生活を見てると「ここで働くのもアリかも」って思うじゃないですか。

ずっと同じ場所にいたら「自分の生活はこんなもんだ」と思っちゃうけど、実は違う場所もあるんだなって感じるんですよね。


逆にGDPが低い国に行くと、また違う発見があります。
東ヨーロッパに行くと昭和の香りがするような街がいっぱいあるし。



ニュースレターの魅力とは?なぜ濃い情報が集まるのか?

海辺)
なるほど。
ちなみにジャバさんは、なんでニュースレターを作ろうと思ったんですか?

ジャバ)
ニュースレターが好きだし、面白いと思ったからですね。
配信者の性癖というか、ヘンな趣味がポロッと出るプラットフォームがあったら面白いなって思って作りました。


海辺)
ニュースレターの魅力を知りたいです。


ジャバ)

“濃い”っていうのが自分にとっての魅力ですね。

X(Twitter)だと、幅広くバズりそうなことを投稿すればいいけど、ニュースレターは狭い範囲のニッチな情報でも、ハマる人はめちゃくちゃハマる

それが面白いんですよね。

たとえば、
みんなのニュースレターでも競馬の予想屋みたいなことをしている方がいるんですよ

「次この馬が絶対来るから、お前買っとけや」みたいに話してる、おっさんっているじゃないですか。

そんな話をそのままニュースレターのコンテンツにしたのがあるんです。


次に万馬券を出す馬を見極める方法 - ボクの渾身の「穴馬予想」をあなたに!」ってタイトルのニュースレターです。それが次々に購読者を獲得されていて、すごい人気なんです。

そういうニッチな配信が人気になるって所が、魅力ですね。


海辺)
なるほど、じゃあどんな人が使ったらいいと思います? このニュースレター。

ジャバ)
変わった趣味を持ってる人ですね。本当に。


海辺)
いいですね。例えば、どんなのですか?


ジャバ)
いや、ホントに変わった趣味の人。
自分はその趣味に全然興味なくても「お前こんなこと好きなんか!」っていう、そういうのを読むのは好きなんですよね。


海辺)
クワガタの栽培とかですかね?


ジャバ)
そうそう。
自分はクワガタについて詳しくないんだけど、その「変わった人の文章」ってちょっと読んでみたくなるじゃないですか。


海辺)
わかります。そういうの書きたい人いるかもしんないっすね。


ジャバ)
職場にいるアメリカ人の同僚は、ドッグレースが好きなんですよ。
ドッグレースって知ってます? 犬を走らせる。


海辺)
競馬の犬版ってことですか?


ジャバ)
そう。お金も賭けられるんです。
アメリカでもマイナースポーツで、一部の地域だけでやってるらしいんです。

俺は全然ドッグレースを知らないし、
正直そんなに好きじゃないんですけど...


そいつはドックレースがむっちゃ好きなんですよ。

「とうとう当たったんだよ!」とか言って職場で1人で盛り上がってるんです。

周りは「ドッグレース? 何それ?」みたいな感じなんだけど...
当の本人はめちゃ熱中してて、聞いてると変わってんなって思うけど、そういう語りが意外と面白いんですよね。


誰でも何かしら熱中しているものとか熱中していたものを持ってると思います。
だけど、今まではその熱を発表できる場とか語れる場がなかったんです。


ブログに書いても検索ボリュームがなくてアクセスが集まらないし、誰も見てくれなかったら続かない。


だけどニュースレターなら、濃いファンが集まって毎週読んでくれたら、それなりのコミュニティができます。


ビューを稼ぐんじゃなくて、むしろそういう形のほうが収益に結びつくこともあって、いいんじゃないかと思ってるんです。


海辺)

なるほど。ブログやnoteと違うのはメールアドレスで通知が送れるってことですか?


ジャバ)

そうです。繋がりがないとコミュニティにもならないですからね。



ニュースレター配信のメリットは?


ジャバ)

ニュースレター配信のメリットは、
週1回、自分の好きな趣味を発信できる場が作れるってことなんです。

ブログでもXでもいいんだけど、他のプラットフォームは強制力がないじゃないですか。

でもニュースレターだと「ここで定期的に配信しろよ」って舞台が用意されていて、濃いファンが配信を待っている。


自分の趣味の話を楽しみに待っててくれる人がいる。それはすげー幸せなことだなと。

昔だったらレギュラー番組を持ってる有名人ぐらいしか与えられなかった舞台が、どんな人でも持てるのはいいですよね。


海辺)

面白いですね。

僕もニュースレターの配信者がもっと増えたら楽しいなって思うので、配信始めたい人向けの企画をしようかなと思います。

今回の記事は以上です。


P.S

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