今回のインタビューはAIツールの専門家しんやんさんにお越し頂きました。

フリーランスから会社を起業、現在はAIプラットフォームの開発へ向けて資金調達の準備中。

は、試行錯誤しつつブレイクスルーを目指すあなたの良い刺激となるはずです。

「webデザイナーからAI起業家へ」しんやんさんの経歴

しんやんさんは元々フリーランスのwebデザイナーをされていたお方。

企業の役員として広報も行う際、Chat GPTを使っていたそうです。

現在はAIツールを紹介するAIツールギャラリーというwebサイトを運営されています。

もともとAIに特化したメディアを作っていたわけではなく、

などなど、デザイン関係の情報をメインで掲載していて、サブとしてAIツールの情報をのせていました。

2022年後半から2023年前半にAIブームが来たことでAIカテゴリのPV数が増加。

個人運営で平均5万PVを記録するまでメディアが成長しました。

他にもAIツールの企業研修やコンサル、講師業を行われています。

順風満帆なキャリアに見えるしんやんさんに、過去のしくじりを聞いてみました。

しんやんさんの過去最大の失敗を教えてください。

マネタイズを後回しにしたことですね。

元々AIツールなどの最新テクノロジーに興味があったこともあり、AI関係のメディアは「好き」が先行して始めたものでした。

マネタイズを考えない状態でメディア運営をしたので、そこからいざお金を稼ごうとしたフェーズで苦戦しました。

うまくいってるメディアは、おそらくマネタイズから逆算して掲載するAIツールを選んでるんですよね。

自分はそういった逆算ができませんでした。

過去に戻れたらどうやって失敗を回避しますか？

弱みを補ってくれるパートナーを見つけます。

そもそも自分はタイプ的にマネタイズに向いていません。

クリエイター思考の人とビジネス思考の人でタイプがわかれるので、ビジネスが得意な人をパートナーにすれば問題は解決するはず。

今、会社の資金調達に関しては、他の人に委託をしています。

資金調達が得意な強い仲間を見つけたことで、会社経営の目途が立っている状態です。

クリエイター思考の人は、ビジネスができる人を仲間にしてマネタイズ部分を任せるのが良いですよね。

大切なのは学べる場所を見つけること

もう1つ大事なのは、環境を選ぶことですね。

自分よりもうまくいってる「良い前例」を見つけると、成果を出すまでのスピードは上がるはずです。

自分の場合はオンラインサロンに所属していました。

デザイナー時代からデザイン系のオンラインサロンに参加していて、良い前例を見つけられる場所があって良かったです。

デザイナーの時からマネタイズに苦戦していて、安く仕事をうけすぎたり逆に値段を上げすぎて仕事が来なくなったりしたんですよ。

そんな時にオンラインサロンで良い前例を見ておくことで、軌道修正が早くできます。

環境にこだわるのは重要ですね。

オフラインのイベントも行った方が良いですよ

あとオフラインイベントへの参加もおすすめしたいです。

安めのイベントやオフ会もたくさんあるので、金銭的な負担も少なくすみます。

オフラインイベントでは実際に会わないと得られない情報がたくさんあるし、会った人との信頼関係が得られますからね。

フリーランスの方であれば、人となりを伝えておいた方が仕事もとりやすくなるはずです。

過去にも同じ失敗をしていた...

今失敗談を話して思い出したんですけど、昔から似たような失敗をしていました。

AIツールのメディアをやる前は、仮想通貨ブログやデザイン関係のブログをやってたんですよ。

仮想通貨ブログは2017年くらいにやっていたので、当時は今よりも簡単にアクセスが集まりました。

だけど集客記事ばかり書いていて、肝心のマネタイズにつながる記事を書いていませんでした。

どうしても好きなものを書いてしまう癖があるので、マネタイズは後回しにしてしまいます。

今思うと、今も昔も同じ失敗をしていますね...

話は少し変わりますが、仮想通貨ブログやデザインブログをやっていて気づいたのは、熱量の大切さです。

お金が稼げるのはわかってるんですけど、僕は自分が実際に使ってない商品やツールをアフィリエイトするのに抵抗があったんですよね...

自分が使ってない商品の紹介をやってる人は多いし、お金が稼げるのはわかるんですけど...

前に自分が使ってない商品を紹介したことがあるんですけど、どうしても熱が入らない。

逆に自分が実際に使ってみて、これは良い！と思った商品のアフィリエイトは成約率が高いんですよ。

そこから学んだのは熱量が大事という点です。

読者は熱量がわかるんだと思います。

今後は企業研修やプラットフォーム開発に注力する予定です。

ビジョンとしては、AIがもっと身近なものになれば良いなと。

メディアはあくまでも生成AIを知るきっかけで、AIを使って仕事をする人を増やしたいと考えています。

日本人がAIで世界に遅れをとらないよう、起業を通して貢献していきます。

今回のインタビューは以上です！

しんやんさん、ありがとうございました！

しんやんさんの話をもっと聞きたい場合は？

海辺のネテロの会社にて、AIツールギャラリーの運営を一部お任せ頂くことになりました。

あわせてwebライターを募集しています。

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